鼻からの胃カメラってどんな感じ?!

前回のブログで、鎮静剤のメリット・デメリットを 次回はざっくり話しますとお伝えしました。 鎮静剤のメリット・デメリットをお伝えする前に、 今回は 鎮静剤を使わない鼻からの胃カメラ の紹介をします(^^♪ 胃カメラといえば、 1センチもある太いカメラを口から入れて行う方法が かつては主流でした。 当院では、以前にやった胃カメラより楽だと 多くの患者さんからのお声をいただいています。 その理由は・・・ 従来の半分ほどの 細いカメラ を鼻から入れて 検査ができるからなんです。 カメラを口から入れる場合 だと、 のどの部分をカメラが通る時の刺激で 「オエッ」 (-""-)となってしまいやすいです。 みなさんの胃カメラの嫌なイメージは だいたいこれなのかなと・・・ 鼻からの場合 はカメラが舌に直接触れず、 のども直接通過しないので、 痛みや刺激が少なく, 「オエッ」 (-""-)となる嘔吐反射も少ないです (個人差はあります) 私も当院が開院するまで、他院で鎮静剤を使って 胃カメラをしていました。 当院の胃カメラを患者さんに語るうえで 鎮静剤を使わない鼻からの胃カメラ も 自分自身、身をもって体験した方がいいと思い、 先日、ドキドキしながらも挑戦してみました(>_<) 感想は・・・ 「決して楽じゃないけど、検査の時間も短いし これなら鎮静剤なしでもいいかな。」 です。 余裕はなかったですけど( ;∀;) 30分後には仕事もしてましたし、 検査中はつらくても、 終わってしまえば、普通に生活できました。 私はこんな感想でしたが、 もちろん鼻からでも嘔吐反射が強く とても辛そうにしている方も見えますし、 検査中に会話ができるほど余裕な方も見えます。 なので個人差は大きいですね。 最後に・・・ 鎮静剤なしの鼻からの胃カメラの流れ をお伝えします。 検査室へ移動したら、 ①胃の中を見やすくするために泡を消すお薬を 飲みます。 ②鼻のむくみ予防のために 両方の鼻へお薬をスプレーします。 ③局所麻酔ゼリーがついた、カメラほどの太さの 柔らかいチューブを鼻に入れます。 ④しばらくしたら口からも局所麻酔のスプレーをします。 ⑤準備が整いましたら、医師が鼻のチューブを取り、 カメラを鼻から入れて検査を始めて...